活動内容

2014年10月 7日 火曜日

(公社)生体制御学会第272回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました

平成26年10月5日(日)(公社)生体制御学会第272回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました。

(公社)生体制御学会第272回定例講習会
(愛知県鍼灸生涯研修会)

9:30~10:20 基礎生理学 
心拍変動について(3)

名古屋市立大学大学院医学研究科医学・医療教育分野研究員 
(公社)生体制御学会経理部長       
山田 篤  先生

今回は心拍変動解析について最新の研究を教えていただきました。
「東洋医学研究所®所長 黒野保三先生をはじめ私たちは、心拍変動解析を用いて上腹部中央にあるCV12(中脘穴)や胸部中央にあるCV17(膻中穴)の鍼刺激(筋膜上圧刺激)により、心臓副交感神経活動が亢進すると報告しました。しかし、これまでの報告は心臓副交感神経活動の亢進は鍼刺激後10分間の評価であるため、鍼刺激後10分以上の反応持続時間については検討していませんでした。
そこで、CV12(中脘穴)への鍼刺激による心臓自律神経の反応持続時間について検討し、心臓副交感神経活動亢進の反応持続時間は30分持続することを、第31・32回(公社)生体制御学会学術集会等で報告しました。」
今回は上記の報告のバックグランドや経緯について順を追って説明され、今後の研究活動への問題点や方向性も示されました。


                            

10:30~12:00痛みの基礎 
(公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
ストレッチングの効果を考える
名古屋学院大学リハビリテーション学部教授 肥田 朋子 先生   
                  
今回はストレッチの種類とその効果について教えていただきました。
「ストレッチをすると言っても目的はさまざまあります。例えば、関節可動域の改善、体を柔らかくするため、障害の予防、運動のパフォーマンス向上、痛みの緩和などがあります。
ストレッチは大きく分けてスタティック(静的)ストレッチングとダイナミック(動的)ストレッチングがあり、目的に応じて使い分けると効果的です。スタティックストレッチングとは、一般的に行われるストレッチのことで、関節をはさむようにしてゆっくりと伸ばして持続的に行うものです。スタティックストレッチングの長所は運動ニューロンの活動を低下させること、筋収縮による関節可動域の制限を改善します。しかし、筋出力が難しくなるため、運動前よりも運動後に行う方が効果的になります。
ダイナミックストレッチングはブラジル体操に代表されるもので、動きの中にストレッチを取り入れたものです。サッカーの準備運動に取り入れられているもので、スキップをしながら膝を高く上げるなど動きながらいろいろなストレッチをしていきます。ダイナミックストレッチングは収縮する反対側の筋肉のストレッチができ、運動ニューロンの活動を高めるので、運動前の準備運動に最適なストレッチになります。」ということを教えて頂きました。

              
13:00~13:50 疼痛疾患の基礎・臨床、診断と治療
「膝痛に対する鍼治療の検討」
(公社)生体制御学会広報部長
(公社)生体制御学会研究部疼痛疾患班班長  
 河瀬 美之 先生

「膝痛に対する鍼治療の検討」について、研究に使用した膝痛質問表の使用法を説明された後、疼痛疾患班が中心となって研究された発表「膝痛に対する鍼治療の検討(1)(2)」について、スライドを用いてわかりやすく詳細な説明がありました。

        

14:00~14:50 疼痛疾患に対する症例報告及び症例検討
「膝の痛みについて」
脉診研究鍼和会会長            
前川 勝治 先生

膝関節の痛みの原因や症状についてと、膝関節の治療穴について、東洋医学的な視点から臨床の経験も踏まえて報告がありました

このマークのついている先生は東洋医学研究所®グループに所属しています。


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投稿者 東洋医学研究所

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