活動内容

2017年6月 8日 木曜日

(公社)生体制御学会第285回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました

平成29年6月4日(日)(公社)生体制御学会第285回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました。

(公社)生体制御学会第285回定例講習会
(愛知県鍼灸生涯研修会)

10:00~10:20

第22回愛知県鍼灸生涯研修会開講式と、第21回(平成28年度)愛知県鍼灸生涯研修会における表彰が行われました。


ご挨拶をされる(公社)生体制御学会会長の皆川宗徳先生
 
 

代表で表彰状を授与される石神龍代先生

10:30~12:00 
「睡眠の基礎と臨床」 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座      
名古屋市立大学睡眠医療センター長
中山 明峰 先生

今回は睡眠の基礎と臨床について御講義いただきました。
「近年、睡眠のことが注目されている発端は2003年2月26日に新幹線が急に止まった事件になります。特に死者がでた訳ではありませんでしたが、なぜ新聞に載るほどの事件になったのでしょうか。それは、新幹線の運転士が居眠りをした結果、急停車したもので睡眠時無呼吸症候群が疑われたからです。
米国ではその20年前から睡眠時無呼吸症候群は問題視されていました。交通事故が多く、その1つの問題としてこの病気が関与していることに注目したからです。日本では睡眠時無呼吸症候群になるような過度の肥満者が少なく、問題視されませんでした。その後、問題視されるようになって、日本がとった対策は事故をしても死なないようなシステムつくりでした。今のエアバッグの誕生です。 
今の医療は血圧が高いと降圧剤を飲むことが一般的です。しかし、これからはなぜ血圧が高くなるのか、原因を探って対策をすることが重要になります。その原因の中の一つに睡眠時無呼吸症候群があります。
睡眠時無呼吸症候群は肥満の人に多いという印象がありますが、実はそれだけではありません。肥満の脂肪で喉を物理的に塞いでしまうことが肥満者の睡眠時無呼吸症候群ですが、日本人は顎の骨格が悪いことで原因となる人が多くなります。
睡眠は大切で睡眠時間を削ると身体が休んで欲しいと訴えるようになり、活動の効率が悪くなります。また、変に食欲が出て、間食が多くなります。今は10代・20代の半分以上が睡眠不足になっている状態です。
どうやったら私の周りの人が幸せになるのか、どうやったら患者さんが幸せになるのかを睡眠の観点を主体により良くなるように考えています。」とお話しして頂きました。


13:00~13:50  
生活習慣病の基礎・臨床、診断と治療
「糖尿病について1」
(公社)生体制御学会研究部生活習慣病班班長
(公社)生体制御学会理事
山田 篤先生

今回は、「糖尿病について1」と題して、出席されている先生方に、ご自身が持っている糖尿病のイメージについての意見を聞かれました。
また、世界における糖尿病の特徴と日本における糖尿病の特徴を説明して頂きました。その中で、糖尿病発症にかかわる原因について、カロリーだけではないなど、明らかになってきている糖尿病についての最新の事柄についてスライドを用いてお話しして頂きました。

 

14:00~14:50 婦人科疾患に対する症例報告及び症例検討

明生鍼灸院副院長
(公社)生体制御学会会員  
木津 正義 先生

今回は、無月経を主訴とした多嚢胞性卵巣症候群の女性を高校生の頃よりから10年間治療し、月経が来るようになり、頭痛・腰痛・吐き気などの症状も軽減し、結婚も決まった症例についてスライドを用いて詳細な報告がありました。
また、多嚢胞性卵巣症候群についても日本産科婦人科会 生殖・内分泌委員会の診断基準に基づいて詳しくお話しして頂きました。

15:00~16:00 鍼灸学校学生向け企画 婦人科疾患の基礎と臨床
「総論 専門性の必要性」
明生鍼灸院副院長
(公社)生体制御学会会員  
木津 正義 先生

「私は小さい頃に小児鍼をやってもらっていたこともあって鍼灸に慣れ親しんでいました。そして、明治鍼灸大学(現明治国際医療大学)を出て、故郷の旭川の病院で働き、開業のことを考えると、私には自信と覚悟がありませんでした。また、自分自身の浅学さを痛感しました。
現在、不妊症を専門に鍼灸をすることで自信を持つことができました。また、長年やっていると周りにも周知されるようになり、鍼灸の仲間から患者さんを紹介してもらえるようになります。その上、病院との連携もとりやすくなりました。
専門性を持つときにおさえておく必要があるものにガイドラインがあります。私の場合は婦人科診療ガイドラインになります。
すべては患者さんのために専門性をもち、自分を高めることが大切だと思います。」と専門性を持つことの大切さをお話して頂きました。



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投稿者 東洋医学研究所

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