活動内容

2018年4月24日 火曜日

お知らせ 平成30年度愛知県鍼灸マッサージ師会大曽根支部通常総会において講演をしてきました

日時:平成30年4月22日(日)
場所:ホテルプラザ勝川 4階 
時間:11:30~12:00
講演:『突発性難聴に対する鍼治療の一症例』
   東洋医学研究所®主任 橋本 高史 先生

内容:突発性難聴発症後速やかに生体制御療法(鍼治療)を受療された患者さんの経過を、オージオグラムを用いて難聴を評価し、突発性難聴の症状である耳鳴りや耳閉感が軽減した症例を、スライドに基づいて詳細に報告しました。

講演中の橋本高史先生
 

会場風景
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投稿者 東洋医学研究所 | 記事URL

2018年3月 7日 水曜日

(公社)生体制御学会第289回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました

平成30年3月4日(日)(公社)生体制御学会第289回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました。
(公社)生体制御学会第289回定例講習会
(愛知県鍼灸生涯研修会)

9:30~10:20 睡眠の基礎と臨床 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
名古屋市立大学睡眠医療センター・センター長
中山 明峰 先生
名古屋市立大学睡眠医療センター・臨床検査技師長 
安東 カヨコバールドワジ先生

今回はまず、安東先生にこれまでの講義の受講者からの質問にお答え頂きました。
「夜勤明けの注意点を教えてくださいという質問にお答えすると、①昼間の帰宅時に太陽光をなるべく避ける、②帰宅時は睡眠環境を整える。例えば遮光カーテン、アイマスクや耳栓などを使います、③その日の夕方には起きて、いつもと同じ時間に寝る。そして、睡眠サイクルを戻す、④過度の睡眠不足は飲酒した時と同じくらいの注意欠損があるので、なるべく運転をしないなどに気をつけることが大切です。
睡眠負債という言葉を最近よく聞きますが、睡眠負債の程度がわかる方法について教えてくださいという質問がありました。睡眠日誌を書いてもらい、もしも、睡眠負債があると休日の睡眠時間が長くなります。
子どもと大人の寝相の悪さの違いについて教えてくださいという質問について、子どもは夜中に成長ホルモンが出るため、寝相が悪くなるものです。大人は室内環境(湿度、温度、枕、寝具やパジャマなど)が要因になります。
寝るためのリラックス方法について教えてくださいという質問について、方法として、アロマ、ゆったりした音楽を聴く、部屋の温度、ホットミルクを飲むなどがあります。」
 
また、中山先生からは「1960年代の睡眠薬はバルビタールと言って、睡眠を促す薬ではなく、麻酔薬で筋力を落として意識をなくさせるという薬でした。これでは、筋力低下をおこしすぎると、死んでしまうということで、1970年代にベンゾジアゼピンという薬ができました。WHOでは、この今でも使われているベンゾジアゼピンはマリファナよりも2倍以上、有害性と依存性が高いことを公表しています。2000年代になり、非ベンゾジアゼピンの薬ができて、だいぶ副作用も抑えられることができました。また、3年前の2015年頃に効果は緩やかではありますが、やっと睡眠薬と呼べるような薬ができました。」と御講義頂きました。

安東 カヨコバールドワジ先生



中山 明峰 先生

10:30~12:00 
循環生理学  (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
愛知医科大学医学部生理学講座教授
岩瀬  敏 先生

今回は、脳の機能について御講義頂きました。
「大脳皮質活動のモニタリングには、脳波(EEG)、誘発電位(EP、ERP)、脳磁図(MEG)、PET、fMRIがあります。
脳波は頭皮に電極を取り付けて、増幅器で増幅して記録する波で、大脳皮質の総体的な活動が記録されます。1924年にドイツの精神医学者Hans Bergerによって人間の脳波がはじめて観察されています。
脳波の周波数と種類はδ波0.5~3HZ、θ波4~7HZ、α波8~13HZ、β波14~30HZになります。特徴的な異常脳波は平坦な脳波(死)、てんかんでは棘波、鋭波、棘徐波複合、鋭徐波複合の脳波がでます。覚醒に関与する評価法として、JCS(ジャパンコマスケール)があります。Ⅲ群は刺激しても覚醒しない、Ⅱ群は刺激すると覚醒する、Ⅰ群は覚醒しているとなっており、救急の場合に患者さんの容体を簡潔に伝えるときなどよく使われます。
脳の視床下部と食欲の関係として、満腹中枢は破壊するとどんどん太り、摂食中枢は破壊するとどんどん痩せていくということが知られています。ホルモンではグレリン、レプチン、インスリンが関与します。睡眠時間が短いと太ることがわかっており、レプチンはやせるホルモン、グレリンは太らせるホルモンということがわかってきています。」とお話しして頂きました。


13:00~13:50  
生活習慣病の基礎・臨床、診断と治療 
「糖尿病について5」
(公社)生体制御学会研究部生活習慣病斑班長
(公社)生体制御学会理事
山田 篤 先生

今回は「糖尿病について5」と題して御講義頂きました。
前回までの復習で、「糖とは何か」を理解するために糖の分類・種類についてお話された後、不溶性と水溶性がある食物繊維についての説明と、血糖測定を行う時の『血糖トレンド』という考え方について、そして持続的に血糖を測定し、血糖の変動を捉えることが重要であるということについて、スライドを用いて詳細にお話しして頂きました

 
 

14:00~14:50 婦人科疾患に対する症例報告及び症例検討
「血虚のうつ」
愛知漢方鍼医会代表
高橋 清吾 先生

今回は「血虚のうつ」と題して、血虚の考え方や養生についてと、軽めの散歩や息を長く吐く事、睡眠の重要性など、主に自律神経の調整が必要であるということを、東洋医学的な視点から臨床の経験を踏まえてお話して頂きました


15:00~16:00 鍼灸学校学生向け企画 婦人科疾患の基礎と臨床
「各論4 婦人科の鍼灸と臨床研究」
明生鍼灸院副院長
(公社)生体制御学会会員  
木津 正義 先生

今日は臨床研究と不妊について御講義頂きました。
「研究を知るということは大切なことで、治療に来院する患者さんにしっかりとした確かな情報を教えてあげることができます。
鍼をした、治った、良かった、では、昔の雨が降らないから祈祷した、雨が降った、良かったと同じになってしまいます。祈祷しても雨が降らないのはわかりますよね、本当に鍼の効果かどうかをしっかりと確かめるために研究をして、世の中に論文という形で出していくことが必要になります。
コクランという団体があり、この団体は薬や治療の効果が営利目的に利用されることなく、正しく評価しようという団体になります。このコクランが出している不妊と鍼治療の効果について、鍼治療は何もしなかった群よりも不妊に効いたという報告をしています。」とお話しして頂きました。



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2018年2月 8日 木曜日

(公社)生体制御学会第288回定例講習会に参加してきました

平成30年2月4日(日)(公社)生体制御学会第288回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました。

(公社)生体制御学会第288回定例講習会
(愛知県鍼灸生涯研修会)

9:30~10:20 睡眠の基礎と臨床 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
名古屋市立大学睡眠医療センター・臨床検査技師長 
安東 カヨコバールドワジ 先生

今回は睡眠の脳波と睡眠随伴症について御講義頂きました。
「1968年に脳波の視点で作られた国際的な睡眠段階があります。その分類は、覚醒、ステージ1、ステージ2、ステージ3、ステージ4、ステージレムの6段階に分けることができます。ステージ1が睡眠で一番浅く、α波消失が特徴的です。ステージ2は浅い睡眠になり、脳波は紡錘波とK複合波になります。ステージ3から深い睡眠になり、紡錘波と高振幅徐波が特徴となり、ステージ4は紡錘波は消失し、高振幅徐波の連続が特徴となります。ステージレムは睡眠の中でもぶかい浅い睡眠ですが、覚醒時と同じくらいの眼球運動があります。覚醒と違う点は、レムは筋運動がなく、筋電図をとってもあまり動かないという特徴があります。
私が働いている睡眠医療センターで診断した62%が以前お話しした睡眠時無呼吸症候群であり、5%がレム睡眠行動障害を診断されました。レム睡眠時は筋電図が上がらないのが正常ですが、レム睡眠行動障害ではレム睡眠時に行動してしまう病気です。」とお話しして頂きました。



10:30~12:00 
循環生理学  (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
愛知医科大学医学部生理学講座教授
岩瀬  敏 先生

今回は、脳の機能について御講義頂きました。
「脳領域については、1904年にブロードマンの脳地図が有名で、大脳皮質を52に分類しています。飛躍的な進歩がみられたのは、昭和50年代にイギリスのEMIという会社が開発したCTスキャンでした。
頭頂葉、後頭葉、側頭葉はインプット、情報を処理する機能を主に司っています。前頭葉は、アウトプットであり、情報を発信する機能を主に司っているという特徴があります。
視覚性言語野は目で見たものを認識する機能を司っています。ここが障害すると失読といって読めなくなります。前頭連合野は高等な情報処理を司り、思考・推理・決断などを司ります。
眼優位性とは、片眼遮蔽によって弱視を生じた動物では、眼は正常なのに脳の機能異常のために物が見えなくなっていることです。このことで言えるのは、小児期では眼帯をしてしまうと、眼は正常なのに脳が認識しない現象が起きてしまうことがあるので、やらない方がいいということです。
フィネアス・ゲージという人は、事故で前頭前野に障害をもってしまいました。すると、意思決定や感情の調節ができなくなり、周りからは事故以前の誠実なゲージ氏とはまるで違う人になってしまったと言われたそうです。前頭前野は人間を人間らしくする機能を司っていることがわかっています。」とお話しして頂きました。

13:00~13:50  
生活習慣病の基礎・臨床、診断と治療 
「糖尿病について4」
(公社)生体制御学会研究部生活習慣病斑班長
(公社)生体制御学会理事
山田 篤 先生

今回は「糖尿病について4」と題して御講義頂きました。
前回までの復習で、糖尿病の血糖コントロールや治療目標、糖尿病の診断基準についてお話された後、炭水化物、糖質、単糖類、多糖類などの糖の分類についてスライドを用いて詳細にお話しして頂きました。

14:00~14:50 婦人科疾患に対する症例報告及び症例検討
「流産後の体調管理と流産後に発症したパニック障害に対する鍼治療の検討」
(公社)生体制御学会研究部生活習慣病斑班長
(公社)生体制御学会理事
山田 篤 先生

今回は「流産後の体調管理と流産後に発症したパニック障害に対する鍼治療の検討」と題して、もともと月経症状が強く、常に不安があり、流産したことにより心身ともに不安定になったことから起こったパニック障害を主訴とした女性が、鍼治療により体調が良くなり不安が少なくなるにつれパニック症状も少なくなっていき、そして無事妊娠、出産できた症例についてスライドを用いて詳細な報告がありました。


15:00~16:00 鍼灸学校学生向け企画 婦人科疾患の基礎と臨床
「各論3 妊娠・出産と鍼灸治療」
明生鍼灸院副院長
(公社)生体制御学会会員  
木津 正義 先生

今回は流産と、つわりについてを主に御講義頂きました。
「流産とは妊娠22週未満におこる妊娠中絶のことを言い、9割は12週までにおこります。頻度は30歳未満で8~15%、35歳で20%、40歳で35%流産率があります。
妊娠初期の流産は染色体異常であり、悲しい話ですが、妊娠した時に流産することが決まっています。鍼灸治療では妊娠初期に治療することもありますが、きちんと鍼灸治療は流産率をあげることはないことを説明することが大切です。
その根拠として、オーストラリアで妊娠14週以内の583例で鍼灸治療をしたグループとしていないグループの流産率をみたところ、鍼灸治療をしても流産率は上がらない研究があります。
また、中国では100例において鍼灸治療をしても流産率は上がらなかった研究があり、明生鍼灸院においても妊娠初期600例以上で流産率をみたところ、鍼灸治療をしていない一般の流産率と変わりはなかったという調査をしました。
つわりの症状は人によって違い、吐きつわり・食べつわり・眠りつわり・頭痛・胃痛・めまい・胸やけなど様々です。定義としては、妊娠5~6週より一過性に悪心、嘔吐、食欲不振、食嗜変化などの消化器症状が出現し、妊娠12~16週にはほとんど消失するものとなっています。対処法としては、心身の安静、休養、少量・頻回の食事摂取、水分補給などがあります。」とお話しして頂きました。


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2017年10月 5日 木曜日

(公社)生体制御学会第287回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました

平成29年10月1日(日)(公社)生体制御学会第287回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました。
(公社)生体制御学会第287回定例講習会
(愛知県鍼灸生涯研修会)

9:30~11:00 睡眠の基礎と臨床 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
名古屋市立大学睡眠医療センター・臨床検査技師長 
安東カヨコ・バールドワジ先生

今回は子どもの睡眠についてご講義頂きました。
「私は臨床検査技師で睡眠医療センターで睡眠について主に検査をしています。2016年の睡眠医療センターで診断した467件中62%が睡眠時無呼吸症候群であり、27%と約4分の1の患者が子どもの睡眠障害でした。
子どもの睡眠は生後3ヶ月は14時間睡眠で、年を重ねるにつれて段々と睡眠時間が短くてすむようになります。個人差はありますが、大人になると7~8時間、高齢者になると6時間前後になります。
子どもの睡眠は深い睡眠が多く、睡眠時間が長いという特徴があります。米国の実験で、子どもの睡眠時間が短かったり、就寝時間が遅いと成績が悪くなるという報告があります。数々の報告をみて、感じることは『早寝、早起き、朝ご飯』が大切ということです。
夜はメラトニンという物質がでて良い睡眠をとることができますが、最近では、スマホやパソコン、テレビなど目から強い光を見る機会が多く、強い光を見るとメラトニンの分泌が抑えられ、眠りが浅く、眠れなくなる状態になります。
また、セロトニンという物質は体と心を安定させる幸せホルモンです。トリプトファンという物質は食事でとることができ、セロトニンやメラトニンを分泌します。その点からもご飯を抜くという行為は良くなく、『早寝、早起き、朝ご飯』がいいということがわかります。」とお話しして頂きました。



11:10~12:00 
循環生理学  (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
愛知医科大学医学部生理学講座教授
岩瀬  敏 先生

今回は血圧についてご講義頂きました。
「心臓の仕事は全身に血液を送り出すことであり、血圧を決める要因には3つあります。1つ目は前負荷といい、血流が増えると血圧が上がるもので循環血漿量が主な要因になります。この血流が増えると血圧が上がる現象を反対に利用した薬が利尿剤で、利尿剤を飲むと血圧が下がります。2つ目は心収縮力で心拍数が主な要因となり、心拍数が多いほど血圧が高くなりやすくなります。心収縮力にはβ1神経が関与しており、この機序を利用してβ1遮断薬を投与することで血圧が下がります。3つ目は後負荷で末梢血管抵抗が関係します。α1神経が関与しており、降圧剤であるα遮断薬はこの作用をブロックすることで血圧を下げる効果があります。降圧剤は利尿剤、β1遮断薬、α遮断薬の他に、心収縮力と後負荷を減らすカルシウム拮抗剤、前負荷と後負荷を減らすアンジオテンシン2受容体拮抗薬などがあります。
心不全とは急激な血行動態の破綻であり、肺鬱血(左心不全)や全身の浮腫(右心不全)、もしくは低心拍出による症状・徴候をきたす症候群です。
心不全の中でも左心不全はぜぇぜぇ呼吸したり、心臓喘息になったり、肺に水が溜まったり肺に症状がでます。右心不全では全身に症状がでて、胸水、腹水など体に水が溜まるのが特徴です。」とお話しして頂きました。


13:00~13:50  
生活習慣病の基礎・臨床、診断と治療 
「糖尿病について3」
(公社)生体制御学会研究部生活習慣病斑班長
(公社)生体制御学会理事
山田 篤 先生

今回は「糖尿病について3」と題して御講義頂きました。
前回までの復習で、糖尿病の血糖コントロールの目標や糖尿病の診断基準についてお話された後、糖尿病は自覚症状がないため検査が重要であることや、日本糖尿病学会の提唱する治療の目標について、そして糖質の吸収や分解、吸収のスピードなどについてお話がありました。また、糖尿病を治療するためには、高い血糖値を下げる事、良好な血糖コントロールを維持する事が重要であるなど、スライドを用いて詳細にお話しして頂きました。

 
14:00~14:50 婦人科疾患に対する症例報告及び症例検討
「更年期障害の鍼灸治療」
三陰三陽塾鍼和会相談役  
林 﨨一 先生

今回は「更年期障害の鍼灸治療」と題して、一般的な更年期障害の捉え方と、更年期障害であるホットフラッシュや発汗、頭痛や手掌部の火照りを主訴とした症例について、東洋医学的な視点から臨床の経験も踏まえてお話して頂きました。



15:00~16:00 鍼灸学校学生向け企画 婦人科疾患の基礎と臨床
「各論2 子宮・卵巣と鍼灸治療」
明生鍼灸院副院長
(公社)生体制御学会会員  
木津 正義 先生

今回は不妊と自律神経についてご講義頂きました
「不妊で大切なことにストレスをためないことがあります。スポーツなど興奮状態の時に活動する交感神経は心臓や筋肉の活動は高めますが、胃腸や子宮、卵巣などは活動が低くなります。ストレスも交感神経を高める一つの要因であり、ストレスが高い状態が続くと,卵巣の働きを抑制するというラットの実験報告もあります。
この自律神経を鍼灸治療で調節しながら、日常生活において深呼吸をすることを指導しています。日常生活の指導で重要なことは、気持ち良い、楽しい、嬉しい、美味しいなどの気持ちを大切にしてストレス発散をすることです。
明生鍼灸院の鍼灸治療とは、基本的なことではありますが、虚実を判断し、鍼灸を用いて、補瀉を行うことになります。経穴の虚実の考え方として、皮膚が少し凹んでいるのが虚、少し押して硬結などがあるのが実になります。
2015年3月から2016年7月に胚盤胞を移植した950症例のうち、40歳以上の妊娠率は鍼灸治療群で25.8%、鍼灸治療をしていない群で13.8%となりました。また、週2回以上の鍼灸治療群の方が妊娠率が良くなりました。」とお話しして頂きました。


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2017年8月30日 水曜日

お知らせ 第35回公益社団法人生体制御学会学術集会に参加しました

平成29年8月27日(日)に名古屋市立大学で行われた第35回公益社団法人生体制御学会学術集会に東洋医学研究所®グループの先生方が参加しましたので報告します。

日時:平成29年8月27日(日) 9:00~16:00
場所:名古屋市立大学医学部総合情報センター川澄分館さくら講堂( 図書館3階)

  
会場風景

受付風景

〔開 会 式〕9:00~9:20

学術集会長挨拶
名古屋市立大学大学院医学研究科 教授
第35回公益社団法人生体制御学会学術集会長 早野 順一郎 先生

第35回公益社団法人 生体制御学会学術集会の開催にあたり、
学術集会長として挨拶をされる早野順一郎 先生


来賓の先生方


(公社)生体制御学会の役員の先生方
東洋医学研究所®所長の黒野保三先生   (前列右端)
副所長の石神龍代先生   (前列左端)

愛知県知事表彰(生体制御学功労者表彰)
生体制御学会学術集会開会式では、学会の名誉会長である黒野保三先生に対し、多年にわたる組織の拡充強化と生体制御学を通じて公衆の保健医療の向上に貢献された功績に対して、大村秀章愛知県知事より愛知県知事表彰が授与されました。


愛知県知事表彰の挨拶をされる大村秀章愛知県知事


賞状の授与を受ける東洋医学研究所®所長の黒野保三先生

〔一般口演〕9:30~10:30

鍼治療(筋膜上圧刺激)による末梢性顔面神経麻痺症状の改善効果
-柳原法(40点法)を用いた症例集積-
(公社)生体制御学会研究部 生体防御免疫疾患班 
井島晴彦 先生

黒野式全身調整基本穴と顔面の経穴に対して鍼治療(筋膜上圧刺激)を行った顔面神経麻痺患者を対象に、柳原法を使用して症例集積し、経過観察を行ったところ、15症例のうち全症例において改善が認められ、14症例は完全治癒であった。そして、鍼治療開始後早期に回復する症例と、時間をかけ徐々に回復する症例があった。顔面神経麻痺発症から鍼灸院に来院するまでに3年半や6年経過している症例にも改善が認められたことを報告する東洋医学研究所®グループ井島鍼灸院院長の井島晴彦先生。

末梢性顔面神経麻痺に対する鍼治療の1症例
-発症後約3年半経過した後に鍼治療を開始したBell麻痺の症例-
東洋医学研究所®グループ 井島鍼灸院
西田 修 先生

約3年半前に右顔面神経麻痺を発症し、2ヶ月間病院で薬剤治療を受け、ある程度症状は回復したが、それ以上の回復が望めないため治療を中止した患者に対して黒野式全身調整基本穴と顔面の経穴に対して鍼治療(筋膜上圧刺激)を行い柳原法(40点法)を使用して、その効果を検討したところ、右顔面が歪んで動きが悪い、右目周囲の違和感は改善がみられたことを報告する東洋医学研究所®グループ井島鍼灸院スタッフの西田修先生。

両側交代性顔面神経麻痺に対する鍼治療の症例検討
東洋医学研究所®グループ 二葉鍼灸院
山田 篤 先生
左顔面神経麻痺を発症し、改善した後に右末梢性顔面神経麻痺を発症した両側交代性顔面神経麻痺の患者に対して黒野式全身調整基本穴と顔面の経穴に対して鍼治療(筋膜上圧刺激)を行い柳原法(40点法)を指標として検討したところ、左顔面神経麻痺は鍼治療開始後3~4ヶ月で症状が完全治癒し、右顔面神経麻痺は早期に鍼治療により鍼治療11回目で完全治癒したことを報告する東洋医学研究所®グループ二葉鍼灸院院長の山田篤先生。

座長を務める東洋医学研究所®グループ福田鍼灸院の福田裕康先生(右)
東洋医学研究所®グループ二葉はり治療院の甲田久士先生(左)
 



市民公開講座の来場者に挨拶をされる伊東恵美子名古屋市副市長


〔教育講演〕13:30~14:30 市民公開講座((公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座 )
「市民のための運動生理学」
講師:中京大学スポーツ科学部スポーツ健康科学科     教授 松本孝朗先生
司会:愛知医科大学医学部生理学講座           教授 岩瀬  敏先生

トレーニングによる能力の向上や強度、量の増加についてや、負荷による身体の疲労状態と休養と回復の関係についてなど、脳や心臓、肺などの臓器の働きについて講演中の松本孝朗先生。

司会を務める愛知医科大学医学部生理学講座教授の岩瀬敏先生

35回記念特別講演  14:40~15:40  市民公開講座((公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座 )
「眠りと覚醒をあやつる脳のしくみ」 
講師:筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構教授   櫻井 武先生
司会:名古屋市立大学大学院医学研究科医学・医療教育学分野教授
    第35回公益社団法人生体制御学会学術集会長  早野順一郎 先生
  

睡眠と覚醒をあやつる詳しい脳内メカニズムについてや「オレキシン」という脳内物質について、後天的に脱落することによって起こる睡眠障害など、脳と睡眠・情動の密接な関係について講演中の櫻井武先生。


司会を務める早野順一郎先生

〔閉 会 式〕15:40~16:00

学術集会長挨拶
名古屋市立大学大学院医学研究科 教授
第35回公益社団法人生体制御学会学術集会長 早野 順一郎 先生
今回の学術集会の開催にあたり、種々ご指導頂いた学術集会顧問の黒野保三名誉会長をはじめ、ご来賓の先生方、ご講演・ご発表頂いた先生方、実行委員の先生方や参加された会員への御礼の挨拶をされる早野順一郎先生。


来賓の先生方と学術集会実行委員の先生方との記念写真
東洋医学研究所®グループの先生方は全員実行委員として協力しました。


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