活動内容

2017年8月30日 水曜日

お知らせ 第35回公益社団法人生体制御学会学術集会に参加しました

平成29年8月27日(日)に名古屋市立大学で行われた第35回公益社団法人生体制御学会学術集会に東洋医学研究所®グループの先生方が参加しましたので報告します。

日時:平成29年8月27日(日) 9:00~16:00
場所:名古屋市立大学医学部総合情報センター川澄分館さくら講堂( 図書館3階)

  
会場風景

受付風景

〔開 会 式〕9:00~9:20

学術集会長挨拶
名古屋市立大学大学院医学研究科 教授
第35回公益社団法人生体制御学会学術集会長 早野 順一郎 先生

第35回公益社団法人 生体制御学会学術集会の開催にあたり、
学術集会長として挨拶をされる早野順一郎 先生


来賓の先生方


(公社)生体制御学会の役員の先生方
東洋医学研究所®所長の黒野保三先生   (前列右端)
副所長の石神龍代先生   (前列左端)

愛知県知事表彰(生体制御学功労者表彰)
生体制御学会学術集会開会式では、学会の名誉会長である黒野保三先生に対し、多年にわたる組織の拡充強化と生体制御学を通じて公衆の保健医療の向上に貢献された功績に対して、大村秀章愛知県知事より愛知県知事表彰が授与されました。


愛知県知事表彰の挨拶をされる大村秀章愛知県知事


賞状の授与を受ける東洋医学研究所®所長の黒野保三先生

〔一般口演〕9:30~10:30

鍼治療(筋膜上圧刺激)による末梢性顔面神経麻痺症状の改善効果
-柳原法(40点法)を用いた症例集積-
(公社)生体制御学会研究部 生体防御免疫疾患班 
井島晴彦 先生

黒野式全身調整基本穴と顔面の経穴に対して鍼治療(筋膜上圧刺激)を行った顔面神経麻痺患者を対象に、柳原法を使用して症例集積し、経過観察を行ったところ、15症例のうち全症例において改善が認められ、14症例は完全治癒であった。そして、鍼治療開始後早期に回復する症例と、時間をかけ徐々に回復する症例があった。顔面神経麻痺発症から鍼灸院に来院するまでに3年半や6年経過している症例にも改善が認められたことを報告する東洋医学研究所®グループ井島鍼灸院院長の井島晴彦先生。

末梢性顔面神経麻痺に対する鍼治療の1症例
-発症後約3年半経過した後に鍼治療を開始したBell麻痺の症例-
東洋医学研究所®グループ 井島鍼灸院
西田 修 先生

約3年半前に右顔面神経麻痺を発症し、2ヶ月間病院で薬剤治療を受け、ある程度症状は回復したが、それ以上の回復が望めないため治療を中止した患者に対して黒野式全身調整基本穴と顔面の経穴に対して鍼治療(筋膜上圧刺激)を行い柳原法(40点法)を使用して、その効果を検討したところ、右顔面が歪んで動きが悪い、右目周囲の違和感は改善がみられたことを報告する東洋医学研究所®グループ井島鍼灸院スタッフの西田修先生。

両側交代性顔面神経麻痺に対する鍼治療の症例検討
東洋医学研究所®グループ 二葉鍼灸院
山田 篤 先生
左顔面神経麻痺を発症し、改善した後に右末梢性顔面神経麻痺を発症した両側交代性顔面神経麻痺の患者に対して黒野式全身調整基本穴と顔面の経穴に対して鍼治療(筋膜上圧刺激)を行い柳原法(40点法)を指標として検討したところ、左顔面神経麻痺は鍼治療開始後3~4ヶ月で症状が完全治癒し、右顔面神経麻痺は早期に鍼治療により鍼治療11回目で完全治癒したことを報告する東洋医学研究所®グループ二葉鍼灸院院長の山田篤先生。

座長を務める東洋医学研究所®グループ福田鍼灸院の福田裕康先生(右)
東洋医学研究所®グループ二葉はり治療院の甲田久士先生(左)
 



市民公開講座の来場者に挨拶をされる伊東恵美子名古屋市副市長


〔教育講演〕13:30~14:30 市民公開講座((公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座 )
「市民のための運動生理学」
講師:中京大学スポーツ科学部スポーツ健康科学科     教授 松本孝朗先生
司会:愛知医科大学医学部生理学講座           教授 岩瀬  敏先生

トレーニングによる能力の向上や強度、量の増加についてや、負荷による身体の疲労状態と休養と回復の関係についてなど、脳や心臓、肺などの臓器の働きについて講演中の松本孝朗先生。

司会を務める愛知医科大学医学部生理学講座教授の岩瀬敏先生

35回記念特別講演  14:40~15:40  市民公開講座((公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座 )
「眠りと覚醒をあやつる脳のしくみ」 
講師:筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構教授   櫻井 武先生
司会:名古屋市立大学大学院医学研究科医学・医療教育学分野教授
    第35回公益社団法人生体制御学会学術集会長  早野順一郎 先生
  

睡眠と覚醒をあやつる詳しい脳内メカニズムについてや「オレキシン」という脳内物質について、後天的に脱落することによって起こる睡眠障害など、脳と睡眠・情動の密接な関係について講演中の櫻井武先生。


司会を務める早野順一郎先生

〔閉 会 式〕15:40~16:00

学術集会長挨拶
名古屋市立大学大学院医学研究科 教授
第35回公益社団法人生体制御学会学術集会長 早野 順一郎 先生
今回の学術集会の開催にあたり、種々ご指導頂いた学術集会顧問の黒野保三名誉会長をはじめ、ご来賓の先生方、ご講演・ご発表頂いた先生方、実行委員の先生方や参加された会員への御礼の挨拶をされる早野順一郎先生。


来賓の先生方と学術集会実行委員の先生方との記念写真
東洋医学研究所®グループの先生方は全員実行委員として協力しました。


このマークのついている先生は東洋医学研究所®グループの先生です
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2017年8月28日 月曜日

黒野保三先生が愛知県知事表彰を授与され、中日新聞に掲載されました


中日新聞 平成29年8月28日


黒野保三所長と大村秀章愛知県知事
 
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2017年8月 1日 火曜日

活動内容

学会・勉強会の活動


東洋医学研究所Ⓡグループは、より良い治療と、鍼灸の普及のために常に向上心を持って日々勉強に励んでいる先生方の集まりです。
学会活動はもちろんのこと、研究会や勉強会などにも積極的に参加しています。
このページで紹介している勉強会には鍼灸を業としている方、または鍼灸師を志す方であればどなたでも参加することができます。このページをご覧になって、私たちが参加している勉強会が「どのような会なのか、知りたい」と思われたらお気軽にお問合せ下さい。


私たちが参加している、公益社団法人 生体制御学会 定例講習会を行っている、公益社団法人 生体制御学会のホームページは、こちらからどうぞ>>>


講演会の活動


東洋医学研究所Ⓡ 所長 黒野保三先生による講演会が開催されています。講演では一般市民の方を対象に、正しい鍼灸の情報が丁寧に語られています。
詳しくは、こちらからどうぞ>>>
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2017年7月 6日 木曜日

(公社)生体制御学会第286回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました

平成29年7月2日(日)(公社)生体制御学会第286回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました。

(公社)生体制御学会第286回定例講習会
(愛知県鍼灸生涯研修会)

9:30~11:00 循環生理学 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
愛知医科大学医学部生理学講座教授   
岩瀬 敏 先生

今日は、血圧について御講義頂きました。
「血圧を決める要因は3つあります。1つめは前負荷といい、血流が増えると血圧が上がるもので循環血漿量が主な要因になります。この血流が増えると血圧が上がる現象を反対に利用した薬が利尿剤で、利尿剤を飲むと血圧が下がります。2つめは心収縮力で心拍数が主な要因となり、心拍数が多いほど血圧が高くなりやすくなります。3つめは後負荷で末梢血管抵抗が関係します。血圧の調節は大きく3つあり、時間、神経性調節、液性調節(ホルモンなど)によって調節されています。
血管は毛細血管が多く、静脈は血液の貯蔵庫と言われるように75%血液を貯蔵しています。動脈は25%となります。血液が3分の1ほど体から出血すると死んでしまいますが、体に酸素が回らなくなるから死ぬのではなく、全身に血液が回らなくなることでショックを受けて死んでしまいます。
心不全の中でも左心不全はぜぇぜぇ呼吸したり、心臓喘息になったり、肺に水が溜まったり肺に症状がでます。右心不全では全身に症状がでて、胸水、腹水など体に水が溜まるのが特徴です。心不全は浮腫を起こしますが、浮腫は組織(間質)液量が増加することで、原因として毛細血管圧の上昇、毛細血管の透過性亢進、リンパ管の閉塞、血漿膠質浸透圧の低下によって起こります。」とお話しして頂きました。



11:10~12:00 
睡眠の基礎と臨床 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
名古屋市立大学睡眠医療センター・臨床検査技師長
安東カヨコ・バールドワジ 先生

 今日は睡眠、特に睡眠時無呼吸症候群について御講義頂きました。
「私は臨床検査技師で睡眠医療センターで睡眠について主に検査をしています。睡眠医療センターで行っている主な検査は、①終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)、②日中の眠気の検査(MSLT)、③覚醒維持検査(MVT)、④むずむず脚診断検査(SIT)、⑤CPAPタイトレーションなどがあります。2016年の診断内訳としては睡眠時無呼吸症候群が62%ありました。
睡眠時無呼吸症候群とは、夜間睡眠中に無呼吸を繰り返し、その結果、日中睡眠などの種々の症状を呈する疾患の総称になります。分類には閉塞型と中枢型と混合型があり、上気道が閉塞して呼吸が停止する閉塞型が9割を占めます。睡眠時無呼吸症候群の主訴としては、昼間のねむけ、何度も夜にトイレに行く、いびきがうるさいと言われる、自分のいびきで目が覚める、朝起きたときに口が渇いているなどで来院します。 
 睡眠時無呼吸症候群の治療としては、肥満体型はまず減量、たばこやお酒は控える、シーパップ(経鼻持続陽圧呼吸療法)、マウスピース、外科的治療があります。シーパップは鼻マスクをつけて空気を送り込み、上気道の閉塞を防ぐ治療方法になります。睡眠時無呼吸症候群の治療に最も効果的であり、その有用性、安全性から広く使われており、日本では1998年に医療保険適応として普及しています。」とお話しして頂きました。


13:00~13:50  
生活習慣病の基礎・臨床、診断と治療 
「糖尿病について2」
(公社)生体制御学会研究部生活習慣病斑班長
(公社)生体制御学会理事
山田 篤 先生

今回は、「糖尿病について2」と題して御講義頂きました。
糖尿病とはどのような疾患か、また原因や合併症について、血糖コントロールである運動・食事・薬物療法について、検査方法や検査の意義など、基本的な知識について、またヘモグロビンA1cについて詳しくご説明があり、スライドを用いて詳細にお話しして頂きました。

 
14:00~14:50 婦人科疾患に対する症例報告及び症例検討
「経絡治療と不妊症」
経絡治療学会東海支部支部長
加賀 敏朗 先生

今回は「経絡治療と不妊症」と題して、本治法と標治法についてのお話と、二人目を希望する不妊の患者が4ヶ月の鍼治療によって妊娠に至った症例について東洋医学的な視点から臨床の経験を踏まえてお話しして頂きました。


15:00~16:00 鍼灸学校学生向け企画 婦人科疾患の基礎と臨床
「各論1 婦人科の基礎」
明生鍼灸院副院長
(公社)生体制御学会会員  
木津 正義 先生

 今回は婦人科の基礎について、特に妊娠に至るまでの条件を御講義頂きました。
 「妊娠する為に必要な事として射精してから受精するまでの過程を11に分けることができます。運動性のある良好で多数の精子の射精、卵胞の発育、ホルモンの働き、卵管内で受精が始まる事、子宮内での着床、このような過程を重ねる事で妊娠ができます。一つでも問題が起きると妊娠はできません。精巣は精子製造工場であり、新しい精子を作り出し増やしますが、卵巣は貯蔵していた卵子を排卵してしまうので、年齢が高くなると卵胞の数が減少し、不妊率が高くなります。しかし、鍼治療で自律神経や内臓機能、骨盤内環境を整える事で、血流をうまくコントロールできるようになり、卵胞の質をより良い状態にして、妊娠という良い結果を得られる可能性が高くなります
」とお話しして頂きました。

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2017年6月 8日 木曜日

(公社)生体制御学会第285回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました

平成29年6月4日(日)(公社)生体制御学会第285回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました。

(公社)生体制御学会第285回定例講習会
(愛知県鍼灸生涯研修会)

10:00~10:20

第22回愛知県鍼灸生涯研修会開講式と、第21回(平成28年度)愛知県鍼灸生涯研修会における表彰が行われました。


ご挨拶をされる(公社)生体制御学会会長の皆川宗徳先生
 
 

代表で表彰状を授与される石神龍代先生

10:30~12:00 
「睡眠の基礎と臨床」 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座      
名古屋市立大学睡眠医療センター長
中山 明峰 先生

今回は睡眠の基礎と臨床について御講義いただきました。
「近年、睡眠のことが注目されている発端は2003年2月26日に新幹線が急に止まった事件になります。特に死者がでた訳ではありませんでしたが、なぜ新聞に載るほどの事件になったのでしょうか。それは、新幹線の運転士が居眠りをした結果、急停車したもので睡眠時無呼吸症候群が疑われたからです。
米国ではその20年前から睡眠時無呼吸症候群は問題視されていました。交通事故が多く、その1つの問題としてこの病気が関与していることに注目したからです。日本では睡眠時無呼吸症候群になるような過度の肥満者が少なく、問題視されませんでした。その後、問題視されるようになって、日本がとった対策は事故をしても死なないようなシステムつくりでした。今のエアバッグの誕生です。 
今の医療は血圧が高いと降圧剤を飲むことが一般的です。しかし、これからはなぜ血圧が高くなるのか、原因を探って対策をすることが重要になります。その原因の中の一つに睡眠時無呼吸症候群があります。
睡眠時無呼吸症候群は肥満の人に多いという印象がありますが、実はそれだけではありません。肥満の脂肪で喉を物理的に塞いでしまうことが肥満者の睡眠時無呼吸症候群ですが、日本人は顎の骨格が悪いことで原因となる人が多くなります。
睡眠は大切で睡眠時間を削ると身体が休んで欲しいと訴えるようになり、活動の効率が悪くなります。また、変に食欲が出て、間食が多くなります。今は10代・20代の半分以上が睡眠不足になっている状態です。
どうやったら私の周りの人が幸せになるのか、どうやったら患者さんが幸せになるのかを睡眠の観点を主体により良くなるように考えています。」とお話しして頂きました。


13:00~13:50  
生活習慣病の基礎・臨床、診断と治療
「糖尿病について1」
(公社)生体制御学会研究部生活習慣病班班長
(公社)生体制御学会理事
山田 篤先生

今回は、「糖尿病について1」と題して、出席されている先生方に、ご自身が持っている糖尿病のイメージについての意見を聞かれました。
また、世界における糖尿病の特徴と日本における糖尿病の特徴を説明して頂きました。その中で、糖尿病発症にかかわる原因について、カロリーだけではないなど、明らかになってきている糖尿病についての最新の事柄についてスライドを用いてお話しして頂きました。

 

14:00~14:50 婦人科疾患に対する症例報告及び症例検討

明生鍼灸院副院長
(公社)生体制御学会会員  
木津 正義 先生

今回は、無月経を主訴とした多嚢胞性卵巣症候群の女性を高校生の頃よりから10年間治療し、月経が来るようになり、頭痛・腰痛・吐き気などの症状も軽減し、結婚も決まった症例についてスライドを用いて詳細な報告がありました。
また、多嚢胞性卵巣症候群についても日本産科婦人科会 生殖・内分泌委員会の診断基準に基づいて詳しくお話しして頂きました。

15:00~16:00 鍼灸学校学生向け企画 婦人科疾患の基礎と臨床
「総論 専門性の必要性」
明生鍼灸院副院長
(公社)生体制御学会会員  
木津 正義 先生

「私は小さい頃に小児鍼をやってもらっていたこともあって鍼灸に慣れ親しんでいました。そして、明治鍼灸大学(現明治国際医療大学)を出て、故郷の旭川の病院で働き、開業のことを考えると、私には自信と覚悟がありませんでした。また、自分自身の浅学さを痛感しました。
現在、不妊症を専門に鍼灸をすることで自信を持つことができました。また、長年やっていると周りにも周知されるようになり、鍼灸の仲間から患者さんを紹介してもらえるようになります。その上、病院との連携もとりやすくなりました。
専門性を持つときにおさえておく必要があるものにガイドラインがあります。私の場合は婦人科診療ガイドラインになります。
すべては患者さんのために専門性をもち、自分を高めることが大切だと思います。」と専門性を持つことの大切さをお話して頂きました。



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