• 膨大な臨床鍼灸の研究実績
  • 91.9%の効果を実証
  • 早い・短い痛くない治療

コラム

2019年6月 1日 土曜日

正しい靴を選ぼう 東洋医学研究所®グループ  にしだ鍼灸院 院長 西田 修 令和元年6月1日号 

はじめに
人の足の形は大きく3つのタイプに分かれており、それぞれの足に合った靴を選択することが重要です。デザインなどで靴を選ぶ方もいらっしゃいますが、足に合わない靴を履いていると、足に痛みを生じることがあります。
そこで、今回は正しい靴の選び方をお話します。

足の型は3つある
自分の足がどのような形をしているかを考えたことはありますか?実は、足の形は人それぞれ違います。足型は、エジプト型、ギリシャ型、スクウェア型の3つに分けられます。日本人は約8割がエジプト型、約2割弱がギリシャ型、残りがスクウェア型です。
エジプト型は、親指が一番長く、小指の方にいくにつれて徐々に短くなっていきます。ギリシャ型は、人差し指が一番長いことが特徴です。イメージとしては、ヒール靴のような足の形です。スクウェア型は、5本の指の長さがほぼ同じになっているタイプです。まずは、自分の足がこの3つのタイプの中のどれに当てはまるかを知ることがポイントです。

靴の構造と役割を知る
靴は唯一地面と足部をつなぐ、いわば体の一部分です。靴の構造を理解することは重要です。
靴はアッパーと底で構成されます。アッパーとは、足部の上側を覆う部分です。外部からの衝撃や天候(雨や雪暑さなど)から足を守ります。アッパーがあることで、足部はしっかりと固定し安定します。底は、靴の底の部分であり、足部の土台となります。地面からの衝撃を吸収し、石や危険物(釘やガラスなど)から足部を守ります。靴は細かく名称がついており、多くのパーツが組み合わさってできています。

足型にあった靴の選び方
靴を選ぶときは、それぞれの足型に合わせた靴型を選びます。エジプト型は親指部分が長く広いオブリークトゥ(つま先が斜になっている靴)との相性が良いです。ギリシャ型は人差し指が最も長いため、ラウンドトゥ(つま先が丸くなっている形の靴)との相性が良いです。スクウェア型は長い指がなく曲線を描いているため、スクエアートゥ(つま先が鈍角にカットされた形の靴)との相性が良いでしょう。
例えば、エジプト型でラウンドトゥを履いたらどうでしょうか。ラウンドトゥは靴の真ん中が長く作られているのに対し、エジプト型は親指が最も長いです。このまま履くと、親指が内側へ締め付けられてしまうことがわかります。この状態は外反母趾の一因となります。

夕方に靴を買いましょう
皆さんは靴を買う時間帯を意識したことはありますか。実は靴を購入するにも、ゴールデンタイムがあります。それは夕方です。なぜ夕方に購入するのが良いのか、それはむくみと関係しています。
足がむくんでない状態で買うと、足がむくんだときにパンパンにきつくなってしまうからです。靴がきつい状態では、指が圧迫を受け、外反母趾など足指のトラブルへとつながります。
靴を選ぶときは、かかとの部分をしっかりと合わせます。靴の先には「捨て寸」という部分があるため、つま先と靴先の間に指が1本分ぐらい入る余裕をもたせましょう。つま先が靴の中で当たっていないかを確認しましょう。
靴のサイズは、足の縦の長さである足長(足のかかとから、もっとも長い足指の先端までの長さ)で選ばれやすいですが、横幅である足幅(足の親指と小指の付け根にある骨の出っ張り)も重要です。同じ足の長さであっても、足幅が広いこともあれば、狭いこともあります。靴のサイズをみるときは、足長と足幅をみることがポイントです。
この他にも甲の部分がきつくないか(靴紐がある靴を選ぶ)、かかとの部分が柔らかすぎずフィットしているかなどを確認します。
またもう1つ、つま先の部分がしっかりと動き、指の関節である中足趾節関節(足の指の付け根の関節)と靴の曲がる部分があっているかどうかも確認します。歩行時につま先で地面を蹴るとき、中足趾節関節と靴の曲がる部分が合っていないと、うまく地面を蹴ることができません。この部分もしっかりと確認し、足にフィットした靴を選びましょう。

おわりに
今回、正しい靴の選び方についてお話しをさせて頂きました。足は体で唯一地面と接している部分です。家で例えるなら土台と同じです。土台がしっかりしていないと、いくら建物が良くても不安定になります。無理して合わない靴を履いてしまうと、体にさまざまな影響を与えます。
また、鍼治療も健康管理には欠かせないものです。鍼治療は、血行を良くする効果があります。鍼治療を受けられた方の中には鍼治療中から身体がポカポカとし、むくみがすっきりとすることを感じられる方がおられます。
ぜひこの機会に、自分の足に目を向けてみてはいかがでしょうか。正しい靴を履くことと、定期的に生体制御療法(東洋医学研究所®HP参照)の鍼治療をして、体調を整えていくことをおすすめします。

引用文献
・桜井亮輔:図解入門よくわかる足部・足関節の動きとしくみ 2018.10 秀和システム
このエントリーをはてなブックマークに追加

記事URL

カレンダー

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

月別アーカイブ