顔面神経麻痺通信

顔面神経麻痺通信
顔面神経麻痺通信11 顔面神経麻痺に関する学会発表について

 東洋医学研究所Ⓡ及び東洋医学研究所Ⓡグループでは、令和元年5月10日~12日に名古屋国際会議場で開催された第68回(公社)全日本鍼灸学会学術大会(愛知大会)において、顔面神経麻痺に関する発表を5題報告させて頂 […]

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顔面神経麻痺通信10 顔面の経穴(ツボ)について

顔面神経麻痺の治療には、生体の統合的制御機構の活性化(体全体の調子を整える)を目的とした生体制御療法と、症状に対する局所療法、生活指導が重要となります。 今回は、顔面神経麻痺の症状に対する局所療法としてよく使用される経穴 […]

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顔面神経麻痺通信9 表情筋について

顔の目や口、鼻などを動かす筋肉です。顔には20種類以上の筋肉があり相互に作用し、人間の複雑な表情を作り出します。また、身体の筋肉は、骨と骨をつないでいますが、顔の筋肉は骨と皮膚につながっているため細かな表情を作り出すこと […]

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顔面神経麻痺通信8 柳原法(40点法)による顔面神経麻痺の予後予測

今回は具体的な柳原法による予後の予測について名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野教授、名古屋市立東部医療センター病院長の村上信五先生の研究をご紹介させて頂きます。 1)対象 麻痺発症後1週間以内に名古 […]

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顔面神経麻痺通信7 顔面神経麻痺の程度を評価して予後がわかる?

顔面神経麻痺の治療をさせて頂く際、その症状がどれくらいの期間で、どれくらい改善するかをあらかじめ予測することは大変重要です。 前回ご説明させて頂いた柳原法(40点法)や各種検査を行うことにより、予後の予測が可能となります […]

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顔面神経麻痺通信6 柳原法について

現在の日本において、主に使用されている検者が患者を視診で判断する顔面運動評価法は柳原法です。 柳原法は、1976年に柳原尚明先生をはじめとする顔面神経麻痺の臨床研究に携わるグループにより作成され、1976年および1984 […]

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顔面神経麻痺通信5 ラムゼイハント症候群について

ラムゼイハント症候群は、James Ramsay Huntが1907年に自験例をまとめて報告したことに由来します。     人口10万人当たりの年間発症数は2~3人といわれています。性差はなく、年齢別発症率は、 […]

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顔面神経麻痺通信4 ベル麻痺について

ベル麻痺は単純ヘルペス1型の再活性化が原因で起こることが多い末梢性顔面神経麻痺をさし、イギリスの有名な解剖学者であったSir Charles Bell(1774~1842)の記載により彼の名前が付けられるようになりました […]

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顔面神経麻痺通信 3 発症メカニズム

ベル麻痺・ハント症候群の発症メカニズムは? 顔面神経は脳幹から発し、頭蓋骨の耳の部分(側頭骨)の中にある顔面神経管を通り、耳たぶの後ろから出て顔面に分布しています。顔面神経管は人体の中で最も狭く最も長い骨性神経管です。顔 […]

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顔面神経麻痺通信 2 顔面神経麻痺の原因は?

顔面神経麻痺の原因は? 顔面神経麻痺の主な原因について、その頻度は表のとおりです。これらの原因のなかで、日常診療で特に多くみられるものはベル麻痺とハント症候群であり、全体の約70%を占めています。 ベル麻痺は外傷や中耳炎 […]

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