顔面神経麻痺通信

2019年5月 1日 水曜日

顔面神経麻痺通信10 顔面の経穴(ツボ)について

顔面神経麻痺の治療には、生体の統合的制御機構の活性化(体全体の調子を整える)を目的とした生体制御療法と、症状に対する局所療法、生活指導が重要となります。
今回は、顔面神経麻痺の症状に対する局所療法としてよく使用される経穴を紹介させて頂きます。
・太陽(タイヨウ):眼精疲労などの目の疾患や、頭痛などにも使用されます。
・迎香(ゲイコウ):鼻水、鼻づまりなど鼻の疾患にも使用されます。
・地倉(チソウ):胃の働きを整える作用もあります。
・陽白(ヨウハク):目の疾患や、頭痛、不眠症などにも使用されます。
・四白(シハク):目の疾患や、めまい、上歯痛などにも使用されます。
・下関(ゲカン):耳の疾患や、頭痛、めまいなどにも使用されます。
・翳風(エイフウ):顔面神経麻痺の他、特に耳の疾患に使用されます。
・頬車(キョウシャ):下歯痛や耳の疾患などにも使用されます。 
鍼灸治療に、経穴は切っても切れないものです。東洋医学研究所Ⓡ所長の黒野保三先生は、「経穴の形状は、皆それぞれの形を作っていて一定ではない。また人の体格や病態によっても変化がある。
鍼の先の感覚で経穴の深さを正確にとらえ、適切な刺激をあたえる技術が重要である。」と述べておられます。
東洋医学研究所Ⓡグループの先生方は、経穴の位置・形状・深さを正しく把握し、豊富な知識に基づいて、適度な鍼刺激を与えることができます。
是非、安心して鍼治療をお受け下さい。


              (文責 井島晴彦)

投稿者 東洋医学研究所 | 記事URL