不妊症の定義は以下の通りです。
不妊症とは「妊娠を望み2年以上夫婦生活を営んでいても妊娠に恵まれない場合」をいいます。
これは、通常、夫婦の約90%が2年以内に妊娠するということを根拠にしています。
過去に妊娠の経験がないものを
原発性不妊、妊娠したことはあるが、その後2年以上妊娠しない場合を
続発性不妊と呼びます。
不妊症の原因は大きく2つに分類されます。
妊娠は射精から着床に至るまでの多くの行程が正常に働いて成立します。この行程のどこに問題があるのかを確かめるのが
一般不妊検査です。
この一般不妊検査については、東洋医学研究所®グループの鈴木裕明先生が担当した
コラム「不妊症と鍼灸治療」で詳しく説明して頂いていますので是非参考にして下さい。
不妊症は 一般不妊検査により、何らかの原因がある
器質性不妊と、原因がない
機能性不妊とに分類されます。
器質性不妊には、全不妊症の30〜40%を占めるといわれる男性不妊や、女性側の卵管閉塞、卵巣機能不全、子宮内膜症などのはっきりした原因があります。
一方、
機能性不妊では、身体的・精神的・社会的・経済的ストレスなどにより、
生体の総合的統御機構に問題が生じ、生殖機能の働きが円滑に行われなくなり、妊娠する力の低下を招くことが考えられます。この内容については、
コラム「不妊症と鍼灸治療2」で詳しく説明して頂いています。
不妊症に対する鍼治療の研究報告がなされています。
過去、(社)全日本鍼灸学会学術大会において東洋医学研究所®グループの鈴木裕明先生を中心に、
不妊症に対する鍼治療の効果について数多くの報告がなされています。
これらの報告では、
機能性不妊に対する鍼治療の有効性が示されています。
最近のものでは第54回(社)全日本鍼灸学会学術大会(福岡大会)において、小林美鈴先生により、
不妊に対する鍼灸治療−当院における妊娠に至った176名の実態調査−、木津正義先生により
不妊に対する鍼灸治療−自然妊娠に至ったART経験者12症例−が報告されています。
東洋医学研究所®グループでは、
不妊症に対して鍼治療を施し、全身の調整をすることにより、妊娠する力の向上を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
さらに、西洋医学的な
一般不妊治療や
高度生殖医療の理解を深めることにより、不妊症の方のおかれている状況を把握し、鍼治療の果たす役割をわかりやすく説明させて頂いております。
是非、副作用のない
鍼治療を受けられることをお勧め致します。