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   風邪

 
かぜ症候群というのが正しい病名です。
  さむい、さむい
 風邪は、鼻、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺といった呼吸器に、急性の炎症がおこる病気です。

 炎症をおこす原因は、大部分がウィルスですが、細菌や非感染性因子の場合もあります。原因はちがっていても、表面に現れる症状は、くしゃみ鼻みずのどの痛み声がれせき発熱頭痛全身倦怠などいずれもよく似ているところから、「風邪」と一括して呼ばれているのですが、かぜ症候群というのが正しい病名です。

かぜ症候群の原因の大部分はウィルスの感染です。
 かぜ症候群の原因の大部分(80〜90%)はウィルスで、インフルエンザウィルスアデノウィルスコロナウィルスなど200種類以上あり、ウィルスの種類により症状に若干の特徴がみられます。

 ウィルス以外の病原微生物では、マイコプラズマクラミジアのほかに、連鎖球菌などの細菌が原因となり、全体の10〜20%をしめます。そして、残りの数パーセントは寒さアレルギーなどの非感染性因子です。

東洋医学研究所®による研究報告
 東洋医学研究所®によるかぜ症候群に対する鍼治療効果の研究は、「かぜ症候群の予防に対する鍼治療の有効性−多施設によるアンケート調査−」(全日本鍼灸学会雑誌59巻4号,416-420,2009)と題して報告されています。

 この研究は、東洋医学研究所®及び東洋医学研究所®グループの12施設に来院した患者215名に対し、@鍼治療前の1年の風邪罹患回数、A鍼治療後の風邪罹患回数の変化、B鍼治療来院期間についてアンケートにより調査・分析したものです。
 その結果は、鍼治療来院期間2年未満では風邪をひきにくくなったと回答した人は45.9%であり、2〜4年で63.3%、4年以上で82.8%となり、長く鍼治療を受けることでかぜ症候群を罹患しにくくなったと自覚する患者が増えることが報告されています。

 

かぜ症候群予防のワンポイントアドバイス
 一般の方ができるかぜ症候群に対する予防方法で、一番肝心で誰もができることは、体の調子や免疫力を高めることです。規則正しい生活、適度な運動、偏らない食事をすることや、過剰なストレスを受けないこと、生活に笑いを取り入れることなどが重要です。
 以上のような自然な方法により免疫力を高める努力をしたうえで、マスクの着用、手洗い、正しいうがいを心がけることが必要です。

マスク
 マスクをつけるときは、マスクの脇の部分と顔の間にすき間ができないように、特に鼻の部分を鼻すじに密着させ、あごまでしっかりと覆うことが重要です。
 マスクを外す時はゴムひもを持ち、表面に触れないように処理をしましょう。 
手洗い
 石鹸を使い、@手のひら、A手の甲、B指の先、C指の間、D親指の付け根、E手首を最低15秒間、できれば30秒間くらいかけて念入りに洗うことが重要です。
 その後、清潔なタオルで手を拭き、消毒液を使用するとよいでしょう。
うがい
 外出後などに、時間がたつとウイルスが粘膜内に入り込んでしまうため、可能な限り早くうがいをすることがポイントとなります。
 また、のどの正面は絶えず飲んだり食べたりして洗われているので、のどの奥の横を中心にうがいをした方が効果的です。実際には、頭を横にし、少し斜めに上を向いて、のどの横にうがいが当たるように「ガラガラ」と少し長めに行ないます。

 東洋医学研究所®では、長年にわたる基礎・臨床研究を根拠にかぜ症候群に対する鍼治療をさせて頂いております。
 鍼治療により、生体の統合的制御機構の活性化をはかり、風邪をひきにくく、治りやすい体質をつくります。
 さらに、かぜ症候群に罹患してしまった患者に対しては、症状の緩和と早期の体調回復を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
 是非、安心して副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。
 
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