20年前に結核を発病。その後、体温調節の異常に気づくが治療はしなかった。定年をきっかけに一層ひどくなり、医療機関を8箇所受診するが、原因が特定できず治療されなかった。自覚症状としては、気温30度を越える日でも寒さを感じたり、汗も異常に多く出たり、まったく出なかったりと安定せず、手足の冷え、食欲不振も感じていた。5クールの鍼治療により不定愁訴指数は33点→18点に減少し、体温調節の安定化と共に症状の軽減が観察されるようになった。
このように、明らかに自律神経が関与する身体症状に対しても鍼治療の有効性が示唆された症例であります。
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