平成18年11月9日、岐阜県大垣市において(財)岐阜県老人クラブ連合会主催の「健康づくり講演会」が開催されました。 講演会は、健康に関する正しい知識及び自分の状態を正しく認識することの大切さを普及するための健康づくりとして行われました。 この講演会の講師として依頼を受け、東洋医学研究所®所長 黒野保三先生が「健康長寿と東洋医学」と題して講演されました。
まず、「健康」とは?という問いに対して、心と身体の健康が相まって健康なのであり、加えて長寿とは、心身ともに健康で長生きすることであるというお話しがありました。その健康を維持するために、東洋医学の中には養生、物理療法、薬物療法の3つの方法があり、そのうちの物理療法である鍼治療がどのような治療で、どのように健康に寄与しているかという話がありました。 その中で、過去に黒野保三先生が行った経穴の研究、マウスに対する鍼治療により老化を抑えた研究結果、不定愁訴に対する鍼治療の研究、かぜ罹患回数に関する研究などの紹介があり、黒野式全身調整基本穴を用いた太極療法が生体の総合的統御機構(恒常性維持機構、生体防御機構、コントロール維持機構)の活性化を行う治療法であることの説明がありました。 また、鍼治療は熟練の技を必要とした医術であり、技術の練磨と人間性の確立が非常に大切であることと、(社)全日本鍼灸学会の定めた認定制度の必要性についてお話がありました。 最後に、鍼治療は健康管理に大変有用であり、それに加えてストレスを溜めない、早寝早起き朝ごはんを実行するといった、自己管理の大切さについてお話がありました。 講演終了後には体験治療があり、そこでは鍼治療未経験者の方に、痛くない鍼治療が行われました。 |