| 平成20年7月6日(日) (社)全日本鍼灸学会愛知地方会第236回定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)に参加してきました。 |
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(社)全日本鍼灸学会愛知地方会第236回定例講習会
(愛知県鍼灸生涯研修会)
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| 9:15〜9:30 |
第13回愛知県鍼灸生涯研修会開講式が行われました。
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挨拶をする愛知地方会会長 中村弘典先生 |
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| 9:30〜10:20 |
臨床鍼灸医学研究 (支部指定研修B講座)(認定)
「脳科学と鍼灸医学]V」
(社)全日本鍼灸学会参与
愛知地方会名誉会長
黒野 保三 先生 
平成20年6月1日の朝日新聞一面に、柔道整復師が不自然な保険請求をしているという記事が掲載され、その余波が鍼灸界にも及ぶことが考えられるというお話がありました。不正請求の一因に柔道整復師が急増しているという背景があり、鍼灸接骨院という看板を掲げている治療院もあることや、鍼灸学校がカルチャーセンター並みに乱立し、鍼灸師が増加している現状では、同じような経過を辿る危険性があることについてお話がありました。そのような時に、我々は社会に必要とされる鍼灸師となれるよう、自身に力をつけることが大切であるというお話がありました。
続いて、本年度はテーマが不定愁訴であることから不定愁訴の関連記事の紹介がありました。
最後に「脳と心と鍼灸医学」の講義に入りました。良い刺激を与えると脳にその刺激が残存していることが考えられる現象を臨床で経験することがあるが、それは偶然ではなく、海馬に刺激の記憶が残るためであり、我々鍼灸師は、患者にあった記憶に残るような鍼刺激の質と量を施術できるように研鑽していくことが大切であるというお話がありました。
人間の身体の内部環境は複雑多岐にわたる因子で恒常性を保っており、それを統括するのが前頭前野にある統合的制御機構であると黒野保三先生は仮説を立てており、鍼治療によってその統合的制御機構を活性化することによって、心身共に治療を行うことが可能であるというお話がありました。
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| 10:30〜12:00 |
不定愁訴とは何か
「@精神医学的理解」
たけうち心療内科院長 竹内 聡 先生
まず初めに、竹内聡先生と黒野保三先生との縁についてお話がありました。また、以前から東洋医学的な考えを深く持っており、現象から得られる情報を基に構成されている東洋医学と比して、現在の医療は理論から入っていることが冷ややかな医療に繋がっているのではないかというお話がありました。
心身医学の考えとして、心と身体のネットワークがあることが根底にあり、ネットワークの状態が悪くなったときにどのように治療をするのかを、バイオフィードバックというナチュラルな方法で治療を行うことや、鍼治療もまたネットワークを改善させることに寄与できるというお話がありました。
不定愁訴とは何かということについて、その認識についてと西洋医学的な発想による問題点と注意点について説明がありました。
また、精神疾患を理解して、根底にある精神疾患を治療しない限り治癒しない場合や、身体症状を緩和することに重点を置いた方が良い場合もあることを知らなくてはならないというお話がありました。
安定した思考は、安定した身体・体調が土台にあるため、不安定な身体・体調では安定した思考は得ることはできないことについて、わかりやすく資料とスライドを用いて説明がありました。
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| 13:00〜14:00 |
不定愁訴に対する基礎・臨床、診断と治療
「不定愁訴カルテの記載方法とその応用」
愛知地方会監事
愛知地方会研究部不定愁訴班班長 石神 龍代 先生 
本年度は「不定愁訴に対する鍼治療の検討」がテーマとなっているため、1981年の第1回学術大会(法人設立記念大会・愛知大会)に遡って、(社)全日本鍼灸学会研究委員会設立と不定愁訴班の新設の歴史についての説明と、黒野保三初代班長の著した不定愁訴カルテの作成経緯、記載方法、不定愁訴カルテによる鍼灸医学研究リストが資料に基づいて紹介され、最後に不定愁訴カルテの有用性についてわかりやすい説明がありました。
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| 14:10〜15:00 |
ホームページ作成について
愛知地方会幹事
愛知地方会ホームページ委員
福田 裕康 先生 
本年度は、会員の紹介ページを作成することとなり、それぞれ会員の状況に合わせて「開業」「勤務」「その他」に分類して、作成する資料について説明があり、参加者全員が作成作業を行いました。
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| 15:10〜16:00 |
不定愁訴に対する症例報告及び症例検討
「不定愁訴と経絡治療」
経絡治療学会東海支部会員
加賀 俊郎 先生
不眠などの不定愁訴に対して、経絡治療的な診察による「証」の立て方、治療と、症例を示し、実際経絡治療を行った経過をスライドと資料を用いて詳細な説明がありました。
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このマークのついている先生は東洋医学研究所®グループに所属しています。

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